保有楽器一覧

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Guarneri del Gesu

グァルネリ・デル・ジェス1736年製ヴァイオリン

ムンツ

  • ムンツ

特徴

アントニオ・ストラディヴァリと並び称される名工、バルトロメオ・アントニオ・ジュゼッペ・グァルネリ(グァルネリ・デル・ジェス)(1698-1744)が製作したヴァイオリン。裏板は一枚板で出来ており、右下に向かって、幅の広いの杢目がぼんやりと見られる。側板にはよりくっきりとした小幅の杢目が見られ、これに比べて頭部の杢目は少ない。表板には大小様々な幅の木目が見られる。ニスは黄金がかった、オレンジと茶の中間色。保存状態も優れている。貼り付けられたラベルには「Joseph Guarnerius del Gesù, 1736」と書かれている。

来歴

英国バーミンガムの愛好家で収集家のムンツが一時期所有していたことから、この名前で親しまれている。彼はパリ在住の楽器商ガン&ベルナーデル社からこの楽器を購入した。彼の死後、このヴァイオリンは彼の娘の手に渡り、彼女もこの楽器を演奏していたが、その後ロンドンの楽器商ヒル商会に売却した。同ヒル商会はこれをA. C. Marshallという愛好家に売却し、彼の死後、1938年にRavensdale男爵夫人が米国のヴァリオリニスト、ギラ・ブスタボ(1912-2002)への貸与のため、同商会から楽器を購入した。彼女は1970年まで楽器を所有したが、楽器の売却につきヒル商会に話を持ち掛けたところ、オランダ・アムステルダムの楽器商Max Möller社を紹介された。その後1970年にはノース・カロライナ州のGeorgio Ciompiの手に渡った。 “Ex Muntz“、“Marshall, Ex Muntz”、“Ciompi”とも呼ばれていた。1995年3月、日本音楽財団がCiompiより楽器商を通じて購入した。

証明書

グァルネリ・デル・ジェス1736年製ヴァイオリン 「ムンツ」

1981年12月16日付 Jacques Francais, Georgio Ciompi宛て
1970年7月31日付 Hammer & Co. Stauttgart
1970年6月10日付 Max Möller & Zoon

参考資料等

グァルネリ・デル・ジェス1736年製ヴァイオリン 「ムンツ」

1995年4月7日付 Andrew Hill, 日本音楽財団宛てレポート
1970年10月23日付 W. E. Hill & Sons, Möller宛て来歴手紙
1937年6月22日付 W. E. Hill & Sons, Ravensdale男爵夫人宛て来歴手紙

Hills Book del Gesu Family (P101)

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