日本音楽財団は「笹川音楽財団」となりました

ヴァイオリニストの佐々木つくしさんへ貸与を開始いたしました。

貸与楽器：グァルネリ・デル・ジェズ1736年製ヴァイオリン「ムンツ」
貸与区分：C

佐々木つくし
2024年、第75回プラハの春国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で第1位(日本人としては玉井菜採氏に次ぐ2人目)、併せてプラハ市賞、チェコラジオ賞、ベーレンライター賞、ヴィクトル・カラビス＆ズザナ・ルージチコヴァー賞を受賞。副賞として第80回プラハの春国際音楽祭で行われたデビュー公演（於：スメタナホール）に出演、プラハ放送交響楽団とプロコフィエフ≪ヴァイオリン協奏曲第1番≫を演奏して大きな喝采を浴びた。
2018年第87回日本音楽コンクール第2位、併せて岩谷賞(聴衆賞)、黒柳賞を受賞。2020年第18回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。2025年メンデルスゾーン全ドイツ音楽大学コンクール（ドイツの全音楽大学から選抜された学生たちが参加）で第1位。2025年1月からベルリン・フィル・カラヤン・アカデミーに在籍。
ソリストとして、ドイツのベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、ホーフ交響楽団、チェコのプラハ・フィルハーモニア、プラハ放送交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、藝大フィルハーモニア管弦楽団等と共演。また、室内楽活動も積極的に行っている。
東京都出身。3歳からヴァイオリンを始め、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て東京藝術大学音楽学部を卒業。安宅賞、宮田亮平奨学金、アカンサス音楽賞等、数々の賞を受賞。現在は、ドイツのリューベック音楽大学修士課程でハイメ・ミュラー氏に師事、研鑽を積んでいる。これまでに川合左余子、川上久雄、小林美恵、清水髙師、玉井菜採、渡辺玲子の各氏に師事。2019・2020年度ヤマハ音楽支援奨学生。2021・2022年度ローム ミュージック ファンデーション奨学生。第50回、第54回江副記念リクルート財団奨学生。