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2025.10.27貸与事業

吉本梨乃さん第58回パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール第2位入賞

当財団保有のストラディヴァリウス1736年製ヴァイオリン「ムンツ」を貸与している吉本梨乃さんが、2025年10月14日から26日にかけてジェノヴァ(イタリア)で開催された第58回パガニーニ国際ヴァイオリンコンクールで第2位に入賞しました。

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©Giusy Lorelli


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吉本梨乃
2003年神戸生まれ。3歳でヴァイオリンを始め、国内のコンクールで優勝・入賞。14歳からウィーン国立音楽大学のギフテットコース、大学入学準備クラスでミヒャエル・フリッシェンシュラガー教授に師事。17歳からエリザベート王妃音楽院でオーギュスタン・デュメイ氏に師事。
第16回パドバ国際音楽コンクール(イタリア)弦楽器部門と、ヴィルトゥオーゾ部門、ソリストオーケストラ部門で優勝、全部門グランプリを受賞。優勝者ツアーとして、ロシア、イタリアで演奏し大成功をおさめたほか、AADGT25周年記念コンサートに招待されカーネギーホールで演奏。 2022年、第3回アイザックスターン国際ヴァイオリンコンクールでファイナリスト、第10回フリッツ・クライスラー国際ヴァイオリンコンクールで第2位を受賞。
2021年、ウィーンコンツェルトハウスでウィーン室内管弦楽団と共演、2022年、ウィーン室内合奏団とソリストとしてスペインツアーを行い、大好評を得る。以降もウィーン楽友協会でウィーン放送交響楽団と、ブルガリアのヴァルナ音楽フェスティバルでブルガリア国立放送交響楽団と、さらにベルギーのフラスカティオーケストラ、中国の上海交響楽団、日本フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と共演を重ねている。
音楽の友2020年「ヴァイオリンの新星たち」の特集で紹介された。2020、2021年度ローム音楽財団奨学生。

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