音楽財団プロフィール
財団の概要
設立年月日 1974年3月23日
基本財産 70,000,000円
会長名 小林 實
所管官庁 文化庁芸術文化課

設立目的

 私達の日常生活において音楽は欠かせないもののひとつです。嬉しいにつけ悲しいにつけ音楽は人々の心を和らげ、明日への活力を生み出してくれます。

 世界の各国また各地域にはそれぞれ固有の音楽文化があり、固有の発展を遂げております。そしてそれらが交流し、世界的な広がりを示す中で、音楽は人々の共通の言語として普及されております。財団法人日本音楽財団は、このような音楽文化を普及・振興することを目的として、1974年3月に設立されました。

 我が国においては、各種の伝統音楽が力強く息吹いておりますが、一方では20世紀初頭に輸入された西洋音楽も幅広く普及しております。これらの音楽を演奏し、またはその振興を図る団体は、日本に数多く存在しておりますが、日本音楽財団は、それらの団体の活動がより一層活発になるよう側面から協力いたしております。また、演奏はしないが聴くことが好きだという音楽愛好家に対しては、より質の高い演奏を聴く機会をできるだけ多く提供したいと考えております。

 1994年からは、従来の活動に加え、西洋クラシック音楽を中心とする「音楽分野における国際交流」事業を実施しております。欧米のクラシック音楽界は、かねてより若手音楽家の育成については積極的な協力態勢を整えており、日本からの音楽家も暖かく迎え入れられております。今や経済大国と称せられるようになった日本は、このような恩恵を一方的に享受するばかりでなく、むしろ積極的に世界の音楽界に対し貢献することを強く要請されております。日本音楽財団は、このような要請に応え、音楽を通じて世界に貢献する活動を展開していきたいと存じます。

 このような当財団の事業展開に関しては財団法人日本船舶振興会(日本財団)の全面的な支援を戴いております。当財団としては今後とも関係機関のご支援・協力を得つつ、上記のように国の内外における音楽文化の振興のため、積極的な事業展開を図っていく所存です。

事業概要
弦楽器の貸与事業
日本音楽財団は、アントニオ・ストラディヴァリやグァルネリ・デル・ジェスによって製作された世界最高峰の弦楽器を収集し、それらを国の内外を問わず一流の演奏家や若手有望演奏家に無償で貸与する、いわゆる弦楽器名器の貸与事業を実施しております。

 これは、世界的文化遺産としての弦楽器名器を保全し、これらを次世代に継承するとともに、それらの活用を図ることを目的としております。この貸与事業を通じ、西洋クラシック音楽の発展に対する日本の国際的な貢献を果たそうとするものです。かつて、日本の演奏家が国際的な演奏家として仲間入りできた背景には欧米音楽界からの暖かい支援があったことを考えると、今こそ日本が西洋クラシック音楽の発展に対し国際的な貢献を果すべきであり、このことは世界からも期待されております。

 日本音楽財団は、現在、名器(別記)を保有しており、その貸与事業を展開いたしておりますが、今後とも、この名器貸与事業を更に拡大していきたいと考えます。

演奏会
 日本音楽財団はその貸与楽器と使用演奏家による演奏会を国の内外で開催し、世界のクラシック音楽愛好家に名器の妙音を楽しんで戴きます。

 また、日本の楽団や世界的に有名な海外の楽団の演奏会を支援して、音楽愛好家がより質の高い音楽に触れる機会を増やしてまいります。また、演奏会の開催ばかりでなく、楽団の指揮者或いは演奏家が、若手の音楽指導者並びに学生を指導する音楽研修事業も併せて実施いたします。

 海外において演奏会を支援する場合には、その事業の文化的意義とそれに対する日本の国際的な貢献を重視いたします。

諸音楽活動の支援
 日本音楽財団は、音楽の振興を目的とし、音楽関係団体の行う各種事業(演奏会、講習会、研修会等)に対し助成を行います。協力できる事業範囲は、演奏技術の向上、国際交流、音楽の普及、音楽を通じてのボランティア活動やチャリティ活動などといたします。

音楽関係国際ネットワーク
 欧米の音楽関係団体や音楽学院との連絡を密にして、音楽関係の国際的なネットワークを構築して行きます。そのようなネットワークを通じ、音楽学生に対する練習用弦楽器の供与、新しい弦楽器の製作支援、音楽関係の人物交流、シンポジュームの開催、楽器の製作・修理・保存等に関する技術交流の促進、国際音楽コンクールを含む国際的音楽行事への支援などの事業発掘に努力します。

調査・研究
 日本音楽財団は、音楽の普及・啓蒙のための基礎調査や音楽に関する各種の調査・研究を実施いたします。また、音楽に関する各種文献、レコード、テープ、ビデオ、CD等の収集を行い、将来における音楽情報センターの設立を目指します。

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役員一覧
会 長 理事長 常務理事
小林会長 塩見理事長 小関常務理事
小林 實 塩見 和子 小関 悦男
(財)地域活性化センター 顧問 常勤 常勤
理 事 海老沢 敏 尚美学園大学大学院 特別専任教授
福井 俊彦 元日本銀行 総裁
長谷川 和年 元駐オーストリア国 特命全権大使
畠山 向子 (財)畠山記念美術館 館長
日野原 重明 聖路加国際病院 名誉院長
岩淵 龍太郎 ヴァイオリニスト
児玉 幸治 (財)機械システム振興協会 会長
松木 康夫 新赤坂クリニック 名誉院長
新田 勇 元(株)東芝 専務取締役
斉藤 邦彦 元駐アメリカ合衆国 特命全権大使
佐治 俊彦 毎日新聞社 社友
植村 伴次郎 (株)東北新社 最高顧問
監 事 垣見 隆 弁護士
山内 悦嗣 公認会計士
評議員
相川 直樹 (財)国際医学情報センター 理事長
荒蒔 康一郎 キリンホールディングス(株) 相談役
海老澤 勝二 学校法人 大隈記念早稲田佐賀学園 副理事長
木全 ミツ NPO法人女子教育奨励会 理事長
清原 武彦 産経新聞社 会長
小林 道夫 ピアニスト、チェンバロ奏者
前  和男 東京音楽大学 顧問
奈良 久彌 (株)三菱総合研究所 特別顧問
須磨 久善 (財)心臓血管研究所付属病院 スーパーバイザー 心臓外科医
丹治 誠 元日本銀行 理事
矢野 文一 (財)自治総合センター 監事

2010年6月現在(アルファベット順、敬称略)    


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